損害保険ジャパンは7月29日、社員の人材育成体系を見直したことを発表した。同社は、これからの時代に求められる保険商品やサービスの開発に必要なコンピテンシーを「7つのチカラ」として定義。今後は社員1人ひとりの市場価値を高めるための層別・世代別にデザインしたプログラムを提供する人材育成へシフトしていくという。

  • 損害保険ジャパンが定義する「7つのチカラ」

    損害保険ジャパンが定義する「7つのチカラ」

具体的には、同社のオンライン中心の企業内大学「損保ジャパン大学」に蓄積された社員の学びをレコード化し、社員の能力・スキル、人事評価や職務経験などのデータを蓄積し、人材育成に活用する。

  • 社員の能力・スキル、人事評価や職務経験などのデータを人材育成に活用する

    社員の能力・スキル、人事評価や職務経験などのデータを人材育成に活用する

このほか、Z世代の活躍を後押しする「Innovation Z」や、VUCAの時代に求められるマネジメントを体系的に学ぶ「SJ New Leadership Discovery」といった教育プログラムのほか、外部機関のノウハウやスキルを活用したシニアリスキリングプログラムを提供していく予定だ。