2021年7月16日に東京・銀座でオープンした「小学館の図鑑NEOシリーズ」からピックアップした生き物のリアルに近い生態をデジタルで再現した体験型施設「ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO」。

  • 「ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO」

    東京・銀座、宝くじ売り場として有名な西銀座チャンスセンター向かいの東急プラザ銀座 6Fに「ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO」はある

開業1年で来館者数15万人を突破したという人気ぶりのZUKAN MUSEUM GINZAが、このたび開業1周年を記念して、2022年7月15日より、「第二章/新たな生き物に出会う旅」と題したバージョンアップ版へと変更される。

  • 記録の石
  • 記録の石
  • 入場時に渡される“記録の石(出会った生き物を登録する端末)”に変更はなし。子供でも楽しめるようにひらがな主体の表示モードも用意されている

このバージョンアップでは、5つというエリア構成そのものに変更はないが、これまでの「アントビューゾーン」に代わり、新たに「ディープシー(深海)ゾーン」が誕生。国立科学博物館の名誉研究員で、ダイオウイカ研究の第一人者でもある窪寺恒己博士が監修し、実際にその目で見た、深海に潜って光をつけたときに見えるダイオウイカの姿を見ることなどができるようになった。窪寺博士は見どころとして、「長い2本の触腕を1本のシャフト(軸)のようにして泳ぐ姿など、最近の研究から分かってきたリアルな生態に近いものができた。ぜひ見てもらいたい」と、その出来栄えに自信をみせる。

  • 窪寺恒己博士
  • ダイオウイカ
  • 左からZUKAN MUSEUM GINZAのクリエイティブディレクターを務める北井貴之氏、コンテンツ監修協力を行った国立科学博物館 名誉研究員の窪寺恒己博士、同じくコンテンツ監修協力を行った北川吉隆氏(小学館 図鑑室長)

ディープシーゾーンの新設のほかにも、さまざまな新たな生き物たちが出現するようになっており、人気動物として知られるジャイアントパンダも出現。寝そべったり、笹を食べたりするかわいらしい姿を間近で見ることも可能となっている。

  • ジャイアントパンダ
  • ジャイアントパンダ
  • 人気動物のジャイアントパンダにも出会える

なお、ZUKAN MUSEUM GINZAの詳細は以下の通り。

  • 営業時間:11:00~20:00(平日)、10:00~19:00(土日祝)
  • 休館日:東急プラザ銀座の休館日に準ずる(1/1と年1回の不定期休)
  • 場所:東京都中央区銀座 5-2-1 東急プラザ銀座 6F
  • 料金:大人(18歳以上)が2,000円(平日、土日祝日・繁忙日の17時以降)、2,500円(土日祝日・繁忙日)、中学生/高校生が1,200円(平日)、1,700円(土日祝日・繁忙日)、小学生が1,000円(平日)、1,200円(土日祝日・繁忙日)、未就学児(3歳以上)が800円(平日)、900円(土日祝日・繁忙日)。割引デー料金:大人(18歳以上)1,700円、中学生/高校生1,200円、小学生900円/未就学児(3歳以上)600円。ハンディキャップ料金:大人(18歳以上)1,700円、中学生/高校生1,200円、小学生900円/未就学児(3歳以上)600円(付き添い1名まで適用)。
  • 注意事項:中学生以下の子供が利用する場合、20歳以上の保護者の同伴が必要(無料入場の子供も含め、3名につき1名の保護者の同伴が必要)。

来館予約ならびにチケットの購入方法はZUKAN MUSEUM GINZAのWebサイトを参照(チケットは日時指定制。来場希望日の14日前から予約可能)。また、当日券は施設内チケットカウンターならびに公式サイトにて取り扱いを行っている。