Microsoftは6月20日(米国時間)、Windows 11およびWindows 10向けに2つの定例外(OOB: Out-of-band)アップデート「KB5016138」および「KB5016139」の配信を開始したと伝えた。

  • June 20、2022—KB5016138 (OS Build 22000.740) Out-of-band

    June 20, 2022—KB5016138 (OS Build 22000.740) Out-of-band

Microsoftは、「KB5016138」および「KB5016139」を適用したWindows 11またはWindows 10において、Azure Active Directory (AAD)を使ったサインインに不具合が発生する可能性があると説明。結果としてAADサインインを使用するVPN接続、Microsoft Teams、Microsoft Outlookなどに影響が出るとされている。

ただし、この問題はArmプロセッサベースのデバイスで動作するWindowsのみで発生するとされており、自動配信は行われない。該当するデバイスを使用している場合は、状況に応じてユーザーが自らアップデートを適用することが推奨されている。

また、このアップデートは累積更新プログラムであり、2022年6月14日よりも前のアップデートを使っている場合は、2022日6月14日に配信されたセキュリティアップデートの代わりに今回緊急リリースされた定例外アップデートを適用することが推奨されている。

なお、今回の定例外アップデート「KB5016138」では、インターネット接続ができなくなる不具合は解消されていない。Wi-Fiホットスポットの機能を使っている場合、クライアントデバイスからの接続があるとホストのインターネット接続が切れる問題が発生しており、今回の緊急アップデートにこの問題の修正は含まれていない(参考「Windows、6月のアップデート適用後インターネット接続が切れる問題 | TECH+」)。