Sansanは6月17日、同社の名刺作成サービスである「Sansan名刺メーカー」が、Microsoft Outlookへ対応開始したと発表した。これにより、Gmailに加えてOutlookでも名刺の作成から発注までワンストップで可能になり、ビジネスでのメール利用者を広くカバーできるようになる。

Sansan名刺メーカーは、名刺作成・発注業務や管理業務をオンライン上に集約し、総務部門を始めとする名刺発注の管理部門の業務効率化を後押しするツールだ。管理者は、オンラインで名刺情報を登録することで名刺を作成し、社員に支給可能できる。

  • 名刺メーカーの流れ

複数のテンプレートの選択や、写真や資格マークなどの画像アップロードも可能であり、自社で必要な名刺が作成できる。また、社員の名刺情報もオンラインに集約できるため、支給した名刺情報の変更や管理も可能だ。

今回の連携により、名刺の支給を受けた社員は、名刺情報とオンライン名刺を社員それぞれのOutlook画面上で確認できるようになる。紙の名刺が必要になった場合には、Outlookから発注枚数と発送先を選択することで、オンラインで発注申請ができる。

  • Outlookでの名刺確認画面

なお同サービスでは、紙の名刺とオンライン名刺の両方を作成可能で、働き方に合わせて必要な名刺の形式の使い分けが可能としている。