パナソニックホームズ不動産とミサワホーム不動産は5月10日、既存の賃貸住宅管理物件を対象に5月よりスマートロックを順次導入すると発表した。パナソニック ホームズ不動産では初年度7,000台の導入を目指す。

両社が導入するスマートロックは、「OPELO」（オペロ）で、既存の鍵を残したまま、配線工事なしで設置可能で、IC カード（交通系ICカードや社員証カード、小売店等のICカードなど）やスマートフォンなどを鍵として利用できる。

  • 導入するスマートロック「OPELO」

スマートロックの導入は入居者、オーナー、賃貸管理会社それぞれにメリットがあるという。

入居者には、マートフォンやICカードを鍵として利用でき、マートフォンなどを紛失した場合も再登録することで、紛失したデバイスの鍵登録を自動削除できること。

オーナーは、入居者が変わった場合でも、シリンダを交換することなくそのまま利用できること。

賃貸管理会社は、入居者への鍵の受け渡しが非接触で行え、入居検討者によるセルフ内覧も可能というメリットがあるという。