三菱地所とインターローカルパートナーズは4月12日、都市部の企業で働くビジネスパーソンを主な対象に、「都市部のビジネスパーソンに仕事以外のもう一つのライフワークを提供」をテーマに将来的な街・社会への実装を見据え、スポーツ、介護などの社会性の高いテーマを学び、実践する参加型のプラットフォーム「有楽町Wonder WorkingStudio」を4 月14 日から始動することを発表した。

  • 有楽町Wonder WorkingStudio仕事以外でつながるもう1つの社会 引用:三菱地所

三菱地所は有楽町再構築を掲げ、有楽町の街全体を舞台に、「次の時代を担うスターが生まれる“仕組み”を有楽町で作り上げる」ことを目指すプロジェクト「有楽町『Micro マイクロ STARs スターズ D e v ディベロップメント.』」を推進している。

その一環となる今回のプラットフォームでは、自己実現やスキルアップ、コミュニティづくりを目的としたスクール形式の学びの場ではなく、より社会性の高いテーマやビジネスにひもづいたコンテンツに絞って、集い・学び・実践することで、最終的には街・社会への実装を目指すという。

同プラットフォームでは、スポーツ・シニア・まちづくりの3つのコースを提供する予定。参加者がまちづくりコンテンツを学び、実践し、将来のまちづくりプロデューサーとして活躍することで、多様な人材の交流や新たな取り組みが有楽町を起点に日本、世界へと広がっていくことを目指す。

4 月15 日~6 月10 日に開催される「スポーツビジネスプロデューサコース」では、「東京のど真ん中からJ リーグクラブをつくる〜スポーツビジネスこそ副業・兼業のススメ〜」をテーマに、サッカークラブ「東京武蔵野ユナイテッドFC(JFL 所属)」の経営、運営に参画し現場をリアルに体感できる。また、クラブの具体的な広報、営業、集客の課題を解決し、様々な視点からクラブをプロデュースすることで、東京をスポーツで盛り上げていく新しい手法を考える。