三菱地所パークス、三菱地所、三菱地所リアルエステートサービスの3社は25日、将来の自動運転車やコネクティッドカーの受け入れ見据えた駐車場管理クラウドシステム「CREPE」の開発を発表。2022年4月の本格運用を目指す。

  • 駐車場管理クラウドシステム「CREPE」の利用イメージ(同社資料より)

    駐車場管理クラウドシステム「CREPE」の利用イメージ(同社資料より)

「CREPE」は、ユーザー/車両ID、店舗利用データ等とカメラや自動精算機などの場内管制機器を連携させる駐車場管理クラウドシステムで、QRコードを活用した非接触・チケットレスでの精算や複数の駐車場の一体管理が既存の駐車場でも可能になる。ETCや他社のポイントなどとの外部連携や、需給に合わせて価格を変動させるダイナミックプライシング導入も視野に入れたシステムは、自動運転車やコネクティッドカーの受入れを念頭に置いている。

7月に実証実験を神奈川県横須賀市の「サイカヤパーキング」(三菱地所パークス管理・運営、収容台数360台)で行っており、そのデータを元に8月18日からモニターを開始。2022年4月の本格運用を目指している。