Space BDは、佐賀県の防災業務改革を目的とし、衛星データを活用したDX支援の計画案を提出したことを4月5日に発表した。
同社は、佐賀県の防災・保全業務全般のヒアリングと課題整理を行い、衛星データを活用したDXに関する2022年度の導入検討に向けた計画案を策定し提出。今後、佐賀県では、県内エリアにおける土砂災害リスクの特定など、優先課題に対する衛星データ活用の実現性検証の取り組みに向けて検討していくとしている。
衛星データは、人工衛星により観測されるデータであり、広範囲の地表データを定期的にモニタリングすることが可能なため、地表の状態変化の察知による災害予測や、災害発生時の重大被害地域の早期特定など、災害対策での活用が期待されているという。
Space BDでは、自然災害を予測し被害の減少につながるよう衛星データを活用した防災対策DXに向けた支援を今後も推進していくとしている。