三菱電機は、米国子会社のMitsubishi Electric Power Products(三菱電機パワー・ プロダクツ:MEPPI)を通じ、北米での無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply:UPS)の事業拡大に向けて、Computer Protection Technology(CPT)の全株式を取得する株式譲渡契約書を締結したことを2月25日に発表した。

買収の背景には、クラウドサービスやモバイル機器の増加、ビッグデータ利用の拡大などに伴うデータセンターの増加による無停電電源装置の需要拡大があるとみられる。

三菱電機は、無停電電源装置の保守会社として実績のあるCPTを買収することで、無停電電源装置本体だけでなく、製品導入後も保守サービスをワンストップで提供することで、北米での無停電電源装置事業の拡大を図るねらいがあるとしている。