三菱電機は、博士研究員(ポストドクター)を対象に、三菱電機の研究所の研究員と協働して研究開発に取り組む「共創型 リサーチアソシエイト採用制度」を2022年4月1日に新設し、同年1月26日より募集を開始したことを発表した。
同社によると、同制度はポストドクターの専門性を活かし、民間企業で就業と研究開発を経験する機会を提供することで、ポストドクターのキャリア形成を支援するとともに、三菱電機の研究員との共創を通した相互研鑽を目指すものだという。
採用後は、各自の専門性を活かした自主研究のほか、事業につながる研究開発に最長3年取り組むことができる。
パワー半導体技術やモータ技術、電力機器技術、人工知能、社会心理学、行動経済学など幅広いテーマで研究を行う博士の学位取得者が対象。同社の先端技術総合研究所(兵庫県)、情報技術総合研究所(神奈川県)、統合デザイン研究所(神奈川県)のいずれかに勤務することになる。