京セラコミュニケーションシステム(KCCS)と100%子会社のエムオーテックス(MOTEX)は2月22日、KCCSのセキュリティ事業を2022年4月1日付けでMOTEXに統合することを発表した。

MOTEXは、統合エンドポイント管理の自社プロダクト「LANSCOPE」を中心に、IT資産管理・エンドポイントセキュリティ分野の製品開発・販売を行っている。

KCCSは、中堅・大手企業のセキュリティ対策を支援しており、脆弱性診断サービスは10,000システム以上の診断実績を有している。これらの経験をコンサルティングや運用監視サービスに生かし、セキュリティソリューション「SecureOWL」を展開している。

統合により、両社の中核サービスと企業のサイバーセキュリティ対策に必要な製品・サービスを組み合わせて提供する。

統合後は、エンドポイントを中心としたプロダクト事業に加え、セキュリティに関する幅広いコンサルティング、診断サービスなどのプロフェッショナルサービス、ゼロトラストセキュリティを支援するインテグレーション、運用を支援するマネージドサービスを提供する。

  • 統合後の事業内容