2022年の年頭にあたり、ネオジャパン 代表取締役社長 齋藤晶議氏は、以下の年頭所感を発表した。

新年おめでとうございます。

ネオジャパンは今年、創業30周年を迎えます。この間、グループウェア製品を中心として、さまざまな組織をICTコミュニケーションの力でより良いものにするお手伝いをしてきました。直近10年は政府が号令を掛けて、「働き方改革」の必要性が叫ばれ、さまざまなところで取り組みが進められました。そしてそれは誰も予期しない形で転換点を迎えます。2020年序盤より拡大した新型コロナウイルスによるテレワークシフトです。コロナ禍により、当社が提供する製品を活用いただき、スムーズにテレワーク環境に移行することが出来たという喜びの声も多くいただいております。

しかし、飲食・旅行関連の業界や中小企業の多くが厳しい状況に置かれ、今もなお苦しんでいます。そして彼らは今年2022年を、復活の年にすべく、あらゆる努力をしています。当社の製品は、そうした業界や規模の小さな企業にも多く導入されているのが特徴です。我々は「ICTのチカラですべての働く人を支えたい」という創業の想いのもと、逆風に立ち向かう彼らを支えるツールの提供と開発を加速していきたいと考えています。

本年、我々は主力製品である「desknet's NEO」を中核に導入ユーザー1,000万人を目指して活動を強化します。現在、グループウェアはクラウド型が多くなってきていますがオンプレミス型のニーズも引き続き根強く、絶対的な正解というものは存在しません。電話会議やチャットなどグループウェアとは別のサービスとして扱われていることが多い機能をグループウェア上で導入・管理できるようにしているほか、昨年は多くの要望があったペーパーレス会議を実現する機能を標準搭載しました。また、年末には、北関東の自治体から「新型コロナワクチン配送システム」と「ワクチン数量管理票」の製作を依頼され、数日でアプリケーションを完成させました。このように、「desknet's NEO」はお客様にヒントをいただきながら常にその姿を変えています。

ネオジャパンは、お客様のニーズに合わせた柔軟な製品開発と対応力であらゆるお客様の働き方改革に貢献して参ります。

本年も、ネオジャパンにご期待いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。