2022年の年頭にあたり、デル・テクノロジーズ 代表取締役社長 大塚俊彦氏は、以下の年頭所感を発表した。

新年あけましておめでとうございます。新しい年を迎えるにあたり、旧年中に皆様から賜りましたご支援、ご厚情に、厚く御礼申し上げます。

昨年は、“Winning in New Normal”と題して、「IT競争力の強化」、「リモートワークの高度化」、「デジタル競争力の確立」、および「社会インフラの変革」の4つのテーマを掲げてお客様の変革をご支援してまいりました。これらの活動を通じて、様々な業種や分野で先進的な取り組みをお客様とともに実践してきました。

2022年はデジタル変革が新たな局面を迎え、先端テクノロジーの活用が企業の経営戦略の中核をなしていくことが期待されます。この流れの中で、当社は、「ハイブリッド クラウド」、「エッジ」、「5G」、「AI/ML」、「データマネジメント」、「セキュリティー」を重点戦略領域と定め、製品やソリューションのポートフォリオの拡張とともに、お客様と新しい価値を共創すべく、変革と進化を進めてまいります。

また今年は、すべての製品とソリューションを「as-a-Service」として提供する「Project APEX」の提供を開始します。これにより、柔軟で俊敏な最新鋭のIT環境を提供し、最適なマルチクラウド・ハイブリッド クラウド環境の実現に貢献していきます。

さらに、2030年までに達成する社会貢献目標として「Moonshot Goal」を掲げています。グリーン・トランスフォーメーションの促進、多様性を受け入れる文化の醸成、人々の生活をより豊かにする変革、倫理とプライバシーの遵守、という4つの分野にグローバルで取り組んでおり、具体的な成果も出てきております。2022年においても持続可能性のさらなる促進にむけて様々な活動を行ってまいります。

昨年9月、本社機能を大手町の新オフィスに集約しました。お客様やパートナー様との新たな共創と価値創造の場として位置づけるとともに、新しい働き方とイノベーションを追求し、お客様のデジタル変革に貢献する真のパートナーを目指して、社員一同取り組んでまいる所存でございます。

本年もより一層のご高配を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。末筆ながら、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。