MediaTekは10月15日、独自開発の5Gチップセット「T750」が、NECプラットフォームズの5Gモバイルルータおよびホームルータ製品に搭載されたことを明らかにした。

T750は5G NR FR1モデムとCortex-A55×4(動作周波数2GHz)を統合したsub6対応の7nmプロセス採用SoC。2搬送波によるCA(Carrier Aggregation)である2CC CAに対応し、4×4や2×2+2×2のデュアルバンドWi-Fi6のソフトウェアが実装されているほか、MediaTek独自技術である5G UltraSaveを搭載することで、低消費電力性能を実現したという。

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    T750の特長 (提供:MediaTek)

同社では、自社の5G SoCの強みとして、sub-6におけるTDD+FDD CAを実現したほか、SA(Standalone Access)、VoNR(Voice over New Radio)にも対応している点を挙げているほか、Wi-Fiアライアンスの定めるテストベッドに採用されるクラスの性能、最先端コア技術を先端プロセスで活用できる集積技術を活用している点なども挙げている。

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    T750の機能ブロック図 (提供:MediaTek)

なお、今回T750を使用して開発されたNECプラットフォームズの5Gモバイルルータ「Speed Wi-Fi 5G X11」は、KDDI、沖縄セルラー電話、UQコミュニケーションズから10月15日より発売されている。

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    NECプラットフォームズの5Gモバイルルータ「Speed Wi-Fi 5G X11」 (出所:NECプラットフォームズWebサイト)