Microsoft Visual Studioエンジニアリングチームは6月15日(米国時間)、「Visual Studio Code May 2021」において、クロスプラットフォームのコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)の最新版となるMay 2021 (バージョン 1.57) のリリースをアナウンスした。Microsoftは、VSCodeを毎月1回継続的にアップデートする方針をとっており、May 2021はその名の通り2021年5月アップデート版となる。
October 2021における主な変更点としては、次の項目が挙げられている。
- 初めて開くソースコードに対して、プロジェクトのフォルダが自動的にコード実行を許可するか否かの確認を提示するようになった
- 信頼できない作成者のコードの実行を防ぐために、ワークスペースに「制限付きモード」が追加された
- ウェルカムページが刷新され、新規ユーザーに対するガイドが改善された
- リモートリポジトリ拡張を利用した際、リポジトリをローカルに複製せずにコードを参照および編集できるようになった
- ターミナルタブにおいて、開いている複数のターミナルを簡単に作成、管理、グループ化できるようになった
- JavaScriptデバッガーがMicrosoft Edge Developer Toolsと直接統合された
- JavaScriptおよびTypeScriptのコメントでJSDocの@linkタグをサポートした
- 拡張機能向けのNotebook APIがほぼ完成した
上記のほかにも多数の細かな変更が加えられているほか、さまざまなバグ修正も行われている。変更点に関するより詳細な情報は、公式サイトのドキュメントおよびアップデート時に表示されるリリースノートを参照いただきたい。VSCode May 2021は次のサイトからダウンロードすることができる。