東京ビッグサイト(南展示棟)で4月14日~16日まで開催されていた「第1回 XR総合展」にてLife is Styleは光の残像を利用して映像などを展示する装置である「バーサライタ」の原理を利用したホログラムディスプレイ「3D Phantom」の展示を行っていた。

3D Phantomは、光の残像を利用して映像などを展示する装置である「バーサライタ」の原理を利用したホログラムディスプレイで、VRやAR用のヘッドセットを装着せずに3D映像を見せることができる。ライン状のLED光源がついたブレードを高速に回転させ、光の残像によって映像を映し出す仕組みだ。

  • LED光源がついたブレード

    LED光源がついたブレード。これが光ることで、立体的な映像を表示される

映像として目を引きやすいことから、看板や広告としての活用が多いという。

  • 奥行きが感じられるホログラムディスプレイ

    写真では少しわかりづらいが、ARやVR専用のヘッドセットなしでも映像に奥行きが感じられる

同社によると、入り口に設置するだけで、通行人の約30%が看板や映像を認識するという結果もでており、広告ツールとして3D Phantomの貸し出し・販売のほか、映像作成なども同社で行っているという。