日立製作所は4月7日、2020年2月17日より同4月6日まで行っていた日立ハイテクの普通株式に対する公開買い付け結果を発表した。

それによると買い付け予定数は66.389,737株で、買い付け予定数の下限は20,547,981株。応募株券等の総数は53,389,540株で、下限を上回ったため、応募株券等の全部の買い付け等を行うという。この結果、日立製作所の買い付け等後における株券等所有割合は90.55%となる。

なお日立では、今回の買い付け後の方針等および今後の見通しについて、これまでに公表した記載内容に変更はないとするほか、日立製作所のみを日立ハイテクの株主とするための一連の手続けを実施する予定としており、この手続きが実施された場合、日立ハイテクの普通株式は東京証券取引所の上場廃止基準に従い、所定の手続きを経て上場廃止となる見通しだとしており、今後の手続きについては、決定次第、日立ハイテクより速やかに公表する予定だとしている。