ディー・エヌ・エー(DeNA)は2月4日、次世代型与信サービス「Rerep(リリップ)」を開発し、山口フィナンシャルグループである山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行と協業して同日からサービスの提供を開始した。

リリップは、利用者の日々の行動に応じてカードローンの金利負担を低減する与信サービスのアプリ。年齢や年収などのステータスではなく、利用者がリリップ上のミッションをクリアすることで信用スコアを積み上げ、そのスコアに基づいてキャッシュバックを受けることで、金利負担が低減されるとしている。

  • サービスの概要

    サービスの概要

具体的には、借り入れ先はリリップが提携する金融機関から選択でき、カード・アカウント発行提携金融機関が定める審査後にリリップ用のアカウントが発行(この時点での金利は全員一律)され、アプリをインストールし、日々のミッションを実行して信用スコアを獲得すると、スコアに応じてリリップ上のレートが下がり、借入金利との差額を毎月の返済からキャッシュバックされるという。

主な特徴としては、年齢や年収などのステータスで初期与信を決めるのではなく、利用者の行動で信用を積み上げるため利用者の金利は一律でスタートするほか、起床予定時間の登録、起きた時間の登録、毎月のお金の利用用途を登録するなど、日々の習慣行動をミッションとして記録することにより、信用スコアが積み上げられ、ミッションを実行することで、利用者の行動変容を促すようなサービス設計をしている。