サーモフィッシャー、正確なアレルギー情報の提供に向けたWebサイトを開設

大手科学機器・試薬メーカーのサーモフィッシャーサイエンティフィックは1月30日、アレルギーに関する正しい理解および受診と検査の重要性に関する啓発を目的としたアレルギー情報提供サイト「アレルギーインサイダー(Allergy Insider):みんなのアレルギー情報室」を開設したことを発表した。

日本におけるアレルギー疾患を持つ患者は増加傾向にあり、約2人に1人は何らかのアレルギー疾患に罹患しているともいわれている。適切な治療や対処を受けるためには、自身の身体で生じている症状がアレルギーによるものなのかどうかについて医療機関で受診し、問診や検査を行い、医師による判断を受け、それを踏まえ、その原因の把握を行うことが必要となるが、そのためにはアレルギーに関する正しい知識を持つことが重要と同社では考え、アレルギーに関する正しい情報を知ってもらうためのWebサイトの開設に至ったという。

同サイトでは、2020年1月30日時点で「アレルギーを知る」「アレルギーの症状」「アレルギーの原因」「受診の重要性」「アレルギーとうまく付き合う」「注意するべきアレルギー」「Q&A」の7つの項目を掲載。今後も、アレルギーと正しく向かい合っていくために必要なコンテンツの拡充を図っていく予定としている。

アレルギーインサイダー：みんなのアレルギー情報室のトップページ (出所:サーモフィッシャー/アレルギーインサイダーWebサイト)

なお、あくまで同サイトはアレルギーに関する情報提供のみを目的としたものであり、病気の診断や治療などに関する相談などについては受け付けていないが、医師の相談のために役立つアレルギーの症状に関するチェックシート(pdf)が用意されており、その結果を持って、医師のもとへ相談に行くといったことができるようになっている。