ドキュサイン・ジャパンは1月19日、合意・契約・稟議などにおける一連のワークフローのデジタル化を実現するという製品群である「DocuSign Agreement Cloud」において、電子署名製品を継続的に強化するため、Salesforce向けの新しい2つのソリューションの日本語版を提供開始した。これらのソリューションは、契約書や合意書の生成・交渉プロセスの自動化・効率化を実現するという。

新たに提供開始した「DocuSign Negotiate for Salesforce」及び「DocuSign Gen for Salesforce」は、DocuSign Agreement CloudのSalesforce連携向けの製品群である「DocuSign Agreement Cloud for Salesforce」の製品として加わる。

同製品群には、Salesforce向けの電子署名ソリューションである「DocuSign eSignature for Salesforce」も含むという。

DocuSign Negotiate for Salesforceは、合意・契約の一連のプロセスをエンド・トゥ・エンドで自動化することで、営業担当者の生産性を上げ、ビジネスリスクを軽減し、成約までの時間のスピードアップを図ることができるとしている。

具体的には、DocuSign Negotiate for SalesforceにバンドルしているDocuSign Gen for Salesforce の機能を利用して、Salesforce上のデータを契約書に直接挿入可能となり、契約書を生成するプロセスを合理化できるという。

さらに、相手先との校閲・校正作業のオンライン化を実現するレビュー機能及び社内向け承認機能を最大限活用し、最終版契約書が完成するまでの契約書の全バージョンの証跡の追跡や管理が可能になる。

DocuSign Gen for Salesforceは、営業担当者などが数回のクリックで、Salesforce内から直接、すぐに署名可能な契約を自動生成することで、取引時間の短縮やミスの軽減、生産性の向上を図ることを可能にするという。

具体的には、顧客・製品・価格などのデータは、手作業でコピー&ペーストする必要が無く、Salesforce上から自動的に契約書に反映するとのこと。

また、商談サイズなどのデータを参照して、ビジネスルールに基づき動的に出力コンテンツを調整することもできるとしている。

なお両製品はいずれも、Salesforce AppExchangeから提供する。