ドキュサイン・ジャパンは5月8日、シヤチハタが提供する電子印鑑とドキュサインを連携したサービスの最新版を同15日から提供すると発表した。これにより、ドキュサインが提供する契約、合意、稟議などにおける一連のワークフローのデジタル化を実現する製品群「DocuSign Agreement Cloud」を、日本企業の業務プロセスや商習慣、文化に合わせて活用することが可能になるという。

今回の発表により、印影をドキュサインにアップロードして使用(Signature Stamp:シグネチャ・スタンプ)することや、シヤチハタのネーム印、日付印サービス(電子印鑑版)とドキュサインとの連携(e-Hanko)、電子印鑑の使用権限などを管理する管理者機能(Managed e-Hanko:マネージドe-Hanko)に加え、ドキュサインから直接シヤチハタのカスタム印(社判、個人判など)を無料で申込みできる(Custom e-Hanko:カスタムe-Hanko)。

管理者機能とカスタム印機能は、企業レベルで求められるセキュリティに対応しており、例えばドキュサインで送付された契約書に、シヤチハタが発行するシリアル番号入りの社判を役職者から権限委譲された者が代理で捺印する、というようなプロセスにも対応することができるという。