新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と国立大学法人金沢大学は、2019年11月20日に金沢大学発ベンチャー企業などの創業数を増やすための起業家支援に係る相互協力の覚書を締結したと、同日に公表した。

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    2019年11月20日に金沢大学で覚書を交わすNEDOの久木田正次理事(左側)と金沢大学の福森義宏理事(出所:NEDO広報資料)

この起業家支援に係る相互協力の覚書によって、両者はビジネスプランコンテストなどによる金沢大学発ベンチャー企業の創業を促進するために、ベンチャー企業の支援人材やオープンイノベーション推進人材などの育成施策などを実施し、イノベーション創出人材の層を増やしていく施策を強化する。

これによって、ベンチャー企業創出のエコシステムをさらに醸成し、日本にイノベーションを起こす環境を整備する。

このNEDOと金沢大との起業家支援の相互協力に関する覚書は、NEDOとしては13大学目となる。

NEDOとしては、研究開発型ベンチャーが次々と誕生し、その成功事例を積み重ねていくベンチャーエコシステムのさらなる裾野の拡大や、イノベーション創出環境の整備に貢献していく構えだ。

なお、NEDOは2018年2月27日に国立大学法人北海道大学と起業家支援の相互協力に関するとの覚書を締結して以来、順次、有力大学と締結を続けている。

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    NEDOと13大学との起業家支援に係る相互協力の覚書の日時