パナソニック システムソリューションズ ジャパン(以下 パナソニック)は10月28日、6月より放送業界に対してベータ提供していた、音声処理・音声認識技術を活用した文字起こしサービス「P-VoT」を、11月13日よりマスメディア業界(放送、新聞、出版等)向けに正式に提供を開始することを発表した。

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同サービスは、動画・音声ファイルをパナソニックのクラウドサービスにアップロードするだけで文字起こしを自動化するもの。時間と手間がかかる文字起こし作業にかかる時間を約3分の1に削減できるもの。

たとえば、取材現場で撮影・録音したデータをその場でアップロードし自動で文字起こしを進めておけば、放送局にいるメンバーがすぐに確認・編集作業に取り掛かることができるという。

また、今回の商用サービス化に伴い、ベータ版の利用者アンケートであがった要望を反映させ、編集画面のユーザーインターフェースに改良したほか、動画・音声ファイルを複数(同時に最大5ファイルまで)アップロードすることが可能になり、アップロードにかかる時間を削減したということだ。

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