Microsoft Teams、Linux版の可能性を示唆

Microsoftは9月6日(米国時間)、「Linux client – Microsoft Teams UserVoice」において、グループチャットソフトウェアであるMicrosoft TeamsのLinux版開発に取り組んでいることを示唆するコメントを投稿した。

Microsoft TeamsはSlackなどのアプリケーションが競合となるが、それらと比べてLinux版が存在していないことがユーザー離れを起こしていると指摘しており、Linux版の提供によりユーザーを増やすことを狙っていると見られる。

• Linux client – Microsoft Teams UserVoice

Microsoftはこの数年で一部のコア技術をオープンソース化しているほか、.NET CoreやPowerShell Core、Visual Studio CodeなどをmacOSやLinuxなどに対しても提供している。MicrosoftにとってMicrosoft TeamsのLinux版を開発して提供していくことは、それほど難しくないと見られる。

最近は、社内コミュニケーションをSlackなどに依存している企業が少なくない。リアルタイムコミュニケーションにSlackを、データ共有や時間をまたいだコミュニケーションにGitHubを利用するといった使われ方がされることが多いと思われる。