Google Chromeの最新安定版となる「Chrome 74」の配布がはじまった。既存のGoogle ChromeユーザはChromeを再起動することで自動的にChrome 74へアップデートが行われる。GoogleはこのバージョンからWindows 10におけるダークモード(カラー設定 黒)へ対応させた。macOS版ではすでにダークモードに対応していたが、このバージョンからWindows版もダークモードに対応することになる。
Windows 10では設定からカラー設定を切り替えることにより、アプリケーションのカラーテーマを切り替えることが可能。
Chrome 74からはGoogle ChromeもWindows 10のカラー設定に対応することになり、システムのカラー設定に応じて色が変わるようになった。
このバージョンでは、GUIからGoogle Chromeのカラー設定を切り替える方法は提供されていないように見える。Google Chromeの起動時にオプションを指定することで強制的にGoogle Chromeのカラーモードを切り替えることは可能。
ダークモードは「消費電力が抑えられる」「目に優しい」といった理由で人気が出てきている。Windows 10もmacOSもオペレーティングシステムとしてダークモードを提供しているほか、モバイル向けオペレーティングシステムやアプリもダークモードに対応するものが増えている。