Chromeのダークモード対応がWindows版にもやってくる。先日公開されたChrome 74 ベータ版がWindowsのダークモードにネイティブに対応した。Windowsのカラー設定を白から黒に変更すると、Chromeのカラーテーマが自動的にダークモードに切り替わる。

これまでWindowsのカラーテーマを黒に変更してもChromeのカラーはそのままだった。ダークモードを使用しているユーザーにとってはChromeがよりカラーテーマに沿うようになる。

Windows 10はいわゆる「ダークモード」に対応しており、カラーを白から黒に変更すると、次のようにWindows 10のアプリケーションが一斉にブラックベースのカラーテーマに切り替わる。

  • Windows 10 カラーモード:白

    Windows 10 カラーモード:白

  • Windows 10 カラーモード:黒

    Windows 10 カラーモード:黒

ダークモードは「バッテリーの持ちが良くなる」「目に優しい」といった理由で人気があり、スマートフォンなどのデバイスの多くが提供している。すでにmacOSでも同様の機能が提供されている。現在安定版としてリリースされているChrome 73はmacOSのダークモードには対応しているが、Windows 10のダークモードには対応していなかった。

Chrome 74 ベータ版では次のようにWindows 10のカラーテーマの変更に合わせて表示が切り替わる。次の安定版リリースでWindows版のChromeもWindows 10のダークモードに対応することになるものと見られる。

  • Windows 10 カラーモードが白だったときのChrome 74 ベータ版

    Windows 10 カラーモードが白だったときのChrome 74 ベータ版

  • Windows 10 カラーモードが黒だったときのChrome 74 ベータ版

    Windows 10 カラーモードが黒だったときのChrome 74 ベータ版