ネットワールドは4月16日、イスラエルのStratoscaleと代理店契約を締結し、AWSと互換性のあるクラウド環境をオンプレミス環境に構築できるソフトウェアソリューションの国内販売を、同日より開始したことを発表した。

  • ネットワールド、オンプレミス製品を開発するStratoscaleと代理店契約

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Stratoscaleのソリューションは、AWS互換のインフラストラクチャーと各種サービスをオンプレミスのデータセンター内で実現するプライベートクラウド構築ソフトウェア。

パブリッククラウドでの柔軟性と迅速性の利点を維持しながら、オンプレミス環境で、AWSと同等の操作により、ミッションクリティカルなアプリケーションや機密性の高いデータを管理・運用することが可能だという。

また、開発・運用の知識やノウハウをAWSパブリッククラウドとオンプレミス間で共有でき、ワークロード移行もスムーズなため、柔軟性の高いハイブリッドクラウド戦略を展開できるとしている。

Stratoscaleの主な製品として、AWS EC2互換サービスを実装するフルプライベートクラウド(IaaS)ソリューションである「Stratoscale Software Defined Data Center」、自動化されたSQL＆NoSQLデータベースプラットフォーム(DBaaS)で、複数のオープンソース/ 商用のデータベースの展開と管理を簡素化する「Stratoscale Database Platform」、複数のKubernetesクラスターをプロビジョニングおよび管理する複雑さを解消するKubernetesソリューション「Stratoscale Container Platform」、そして、上記をすべて含む「Stratoscale Cloud Service Platform」がある。

価格体系は物理CPUソケットごとのソフトウェアサブスクリプションで、Stratoscale Software Defined Data Centerの標準構成で税別354万円から。販売経路はネットワールドおよび同社販売パートナー経由となる。