UPSソリューションズとネットワールドは、SMB市場向けのUPS(無停電電源装置)連携アプライアンス製品「UPSS-NetworldシャットダウンボックスLight」の販売を開始した。

シャットダウンボックスは、UPSの停電信号を検知して、サーバ、ストレージ、アプライアンス機器等の対象機器にログイン、シャットダウンコマンドなどを実行するため、システムのダウンタイムを最小限に抑え、復旧時の運用者の負荷を軽減するもの。

  • シャットダウンボックス

各UPSの停電信号を検知すると、設定された停電確認時間以上経過した場合、SSH2、VMware vSphere APIなどの各プロトコルでサーバ、ストレージ、アプライアンス機器等の対象機器にログインして、シャットダウンコマンドなどを実行。

  • 自動停止

vSphere APIをはじめ各種プロトコルに対応し、ソフトウェアを使わず本製品のみで停止・起動順序が複雑なHCI(ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー)、仮想環境を制御可能だという。

「UPSS-NetworldシャットダウンボックスLight」は、シャットダウン対象台数を限定し、SMB市場のHCI/仮想環境に特化した低価格モデル。3Tier構成または、2ノードvSANをはじめとした小規模HCI / 仮想環境に対応する。

対応UPSのスケジュール運転と連動して、スケジュールシャットダウン・起動対応も可能。 計画停電時、開始前にシステムを自動停止させ、復旧後にシステム起動を自動的に指示すつ。

参考価格は、UPSS-15A3-010RM-NB6/5-SDBLNW (1.5KVA、10分バックアップ、2U)が512,000円 (税別)、UPSS-30A3-008RM-NB6/5-SDBLNW (3KVA、8分バックアップ、3U)が840,000円 (税別)、UPSS-50X2-015RMC-NB6/5-SDBLNW (5KVA、15分バックアップ、6U)が1,379,000 (税別)。