UPSソリューションズ(以下、UPSS)とネットワールドは9月10日、従来の協業関係を強化し、停電時などにNetApp FAS/AFFストレージをネットワーク経由で自動シャットダウン/自動起動するための連携スクリプトを組み込んだUPS製品シリーズ「UPSS for Networld NetApp」を提供を開始したことを発表した。

提携プロダクト第一弾である「UPSS for Networld NetApp」は、専用ソフトウェアをインストールできないNetApp FAS/AFFストレージのONTAPを、UPSS製UPSから、ネットワーク自動シャットダウン/自動起動することができる製品。

NetAppとの連携に必要な設定をネットワークカードにセットアップした状態で出荷されるため、IP情報など環境依存のパラメータを設定するだけで簡易にシャットダウン連携が可能となる。

連携スクリプトはネットワールドとUPSSで検証を実施しており、今後、NetAppのOSである「ONTAP」最新バージョンに随時対応していくということだ。

また、両社は今回のNetApp用製品に続き、各種仮想環境や各種HCI(ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー)用製品を企画中で、提携製品の第二弾として、小規模仮想環境に特化したアプライアンス「シャットダウンボックス」の提供を予定しているという。