エイブリックは11月12日、IoT/ウェアラブル機器向け低消費電力LDOレギュレータ「S-1318シリーズ」の販売を開始したことを発表した。

同シリーズは、5.5V入力/1.2～3.3V出力で、同社従来品比で約1/10となる消費電流95nAを実現した100mA出力電流のLDOレギュレータ。電池寿命を従来ソリューション比で約25%改善することが可能となるほか、小型パッケージのHSNT-4(1010)(1.0mm×1.0mm×0.4mm)に搭載することで実装面積を低減することも可能としている。

さらにON/OFF端子の搭載によりOFF時の消費電流2nAを実現可能であるため、IoT/ウェアラブル機器といった、低消費電力、長時間利用、小型化が求められるアプリケーションでの活用が期待されるという。

  • エイブリックの従来品と新製品の消費電流比較

    エイブリックの従来品と新製品の消費電流比較