ドンキホーテホールディングスは7月9日、既存店舗を活用した「宅配ロッカー」と「フリースペース」を提供する新サービスの試験運用を開始したと発表した。

  • 左から、宅配ロッカー、フリースペース

今回導入されたのは、グローリーとセゾン情報システムズが提供するブロックチェーン技術を活用した宅配ロッカーシステム。ブロックチェーン上にデータを書き込むことで、その記録は半永久的に証明・保証されるという。

ドンキホーテホールディングスは、今回の取り組みにより、ネット通販の再配達の需要が高まっているなど、物流におけるラストワンマイルという社会問題に対応するとともに、顧客の有効な時間消費をサポートするとしている。

試験運用は、千葉県山武市の「MEGAドン・キホーテラパーク成東店」での開始を皮切りに、多店舗展開に向けた検討を開始する計画。