凸版印刷は5日、アイティアクセス、QTnet、テクサーとともに、 低消費電力でメッシュネットワークを構築可能な次世代LPWA通信規格「ZETA(ゼタ)」の普及を目的とし、ZETAアライアンスを立ち上げたことを発表した。
ZETAとは、 ZiFiSenseが開発したアンライセンス方式のLPWA規格で、超狭帯域(UNB: Ultra Narrow Band)による多チャンネルでの通信、メッシュネットワークによる広域での分散アクセス、双方向での低消費電力通信が可能といった特長を持つ、IoTに適した通信インフラ技術のこと。
ZETAアライアンスでは、ZETA構成要素となるデバイス開発、システムインテグレーション、クラウドサービス、アプリケーションなどのプラットフォーム開発を会員が連携して行い、ビジネス展開を行っていくという。
また、6月6日(水)〜8日(10:00〜17:00)に東京ビッグサイトで開催される「SmartSensing2018」において、ZETAアライアンスの会員企業による活動内容が展示されるということだ。