QDレーザは、網膜走査型レーザアイウェア「RETISSA Display」の受注を、4月2日より法人を対象に開始したことを発表した。法人向け価格は59万8000円(税別)、出荷時期は2018年7月以降(予定)。

  • 網膜走査型レーザアイウェア「RETISSA  Display」

    網膜走査型レーザアイウェア「RETISSA Display」

同製品は、三原色レーザ光源からの微弱な光と高速振動する微小な鏡(MEMSミラー)を組み合わせ、網膜上に映像を描き出すレーザ網膜走査技術「VISIRIUMテクノロジ」を採用したヘッドマウントディスプレイ。

眼鏡型のフレームに内蔵された超小型プロジェクタから、片眼の視野中心部(水平視野角約26度、アスペクト比16:9)に、HDMI端子で接続できる機器からのデジタル映像を網膜に直接投影することができる。

また、原理上、装着者の視力(ピント調節機能)やピント位置に影響を受けにくく、また背景と投影映像のピントずれがない新たなAR(拡張現実)体験が可能だという。

製品の主なスペックは、外形寸法がアイウェア部:161×44×195mm、コントローラ部:80×31×160mm、重さはアイウェア部:約60g、コントローラ部:約460g。入力信号はHDMI(1080P)、入力端子はHDMI-mini(タイプC)、水平視野角は約26度、投影解像度は1024×600(WSVGA相当)、更新レートは60Hz。消費電力は5Wで、バッテリ駆動時間は2時間程度となっている。

なお、今回の受注開始は、法人を対象に、網膜走査型ディスプレイの技術評価、応用技術・製品の研究開発を目的に販売するもの。個人への販売は提携店舗およびネットショップを想定しており、受注開始は2018年7月以降(法人向け出荷開始と同時)を予定している。