プロパティエージェントは2月8日、ブロックチェーンを活用した不動産クラウドファンディングについて、早稲田大学国際不動産研究所と共同で研究会を発足し、研究を実施することに合意したと発表した。
同社は、ブロックチェーンとグローバルでの不動産クラウドファンディングの発展に期待して、不動産クラウドファンディングにおけるブロックチェーン活用の技術的、法的課題の調査・分析やグローバルな視点での不動産におけるクラウドファンディングの発展可能性について、研究・検証することを決めた。その研究・検証における学術的背景・知識の活用、海外情勢の効果的かつ効率的情報収集、有効な研究・検証の実施のため、早稲田大学国際不動産研究所と共同で研究することにしたという。
主な研究内容の予定は、「不動産におけるブロックチェーン、特にスマートコントラクトや仮想通貨の活用可能性の研究」「ブロックチェーン×不動産のシステム技術的研究」「ブロックチェーン×不動産の法的研究」「ブロックチェーン、不動産クラウドファンディングに関する海外情勢の研究」「グローバルでの不動産クラウドファンディングの発展可能性、発展方法の研究」など。
今後は、ブロックチェーンのような分散型ネットワーク技術を活用したグローバルな不動産クラウドファンディングにより、不動産投資をスマホ片手に、身近かつ手軽にできる投資環境を構築する構想を実現すべく、多方面での研究・検証をしていくとしている。