今年も残すところあとわずかとなりました。マイナビニュース テクノロジーでは、今年も先端技術にまつわる情報を多数発信してきました。昨今、めまぐるしいスピードで時流が変化している中、分野ごとの話題を振り返ることで、この1年のハイライトをお目にかけられればと思います。

ここでは、マイナビニュースで2017年に掲載された「産業分野」の記事の年間アクセスランキングトップ3をお届けします。

第3位 「『週刊ロビ2』であえてWi-Fiを搭載しなかった理由とは? - 展示会『ロビエキスポ』」

まず、アクセスランキング第3位は「『週刊ロビ2』であえてWi-Fiを搭載しなかった理由とは? - 展示会『ロビエキスポ』」という記事でした。

  • 「ロビ2」は、2013年に刊行されたパートワーク(付録雑誌形式)「週刊ロビ」の続編。ロビは、全世界で15万台販売されたそうです (記事の一部より抜粋)

たくさんのロボットが2017年を盛り上げてくれました。ロビももちろんですが、「aibo」の復活も話題になりましたね。IoTやAI(人工知能)技術の進化により、ロボットはさまざまな場面で活躍するようになりました。来年はどんなロボットがでるか、楽しみです。

第2位 「100万量子ビットの処理も可能な光量子コンピュータの実現法 - 東大が発明」

つづいて第2位は、「100万量子ビットの処理も可能な光量子コンピュータの実現法 - 東大が発明」という記事でした。

  • どれほど大規模な計算でも、最小規模の回路構成で効率よく実行できる光量子コンピュータ方式を発明したことを東京大学が発表。「100万量子ビット」という、桁の大きさに驚かされます (記事の一部より抜粋)

量子コンピュータの発表が相次いだ年でした。IBM、Google、Intel、Microsoft、D-WAVE、MIT、NTT、スタンフォードなどのさまざまな企業・研究機関が力を入れている量子コンピュータ。同記事以外の量子コンピュータに関する記事への読者のアクセス数をみても、注目度の高さを感じます。

世の中を変える可能性のある量子コンピュータが登場するのはまだ数十年後だといわれていますが、ディープラーニング(深層学習)がAI技術を飛躍的に進化させたように、何らかのブレイクスルーが、その期間を短縮するかもしれません。今後も注目すべきトピックの1つです。

第1位 「日産自動車、新型『日産リーフ』を発表」

アクセスランキングトップは、「日産自動車、新型『日産リーフ』を発表」という記事でした。

  • 2010年の初代モデルから7年、フルモデルチェンジを果たした日産リーフが堂々の1位! (記事の一部より抜粋)

ちなみにこの発表は幕張メッセで実施されました。ワールドプレミアということもあり、会場には世界中の記者・カメラマンが集結。日本だけではなく、世界の注目度も非常に高い様子が伺えました。

以上、2017年のマイナビニュース「産業分野」の年間アクセスランキングトップ3を紹介しました。2018年は、どのようなテクノロジー・製品が登場するのでしょう。マイナビニュースでは、今後も最先端の技術を発信していきます。ぜひともご注目ください。