ジェイテクトは11月27日、同社のショールーム「JTEKT ROOM Ginza」において、特別企画「レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた夢とジェイテクトの技術展」を開催すると発表した。同日、報道陣向けの見学会を実施し、軸受の再現模型展示やダ・ヴィンチ アンドロイドの展示、デモンストレーションなどが行われた。
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ダ・ヴィンチ アンドロイド
ジェイテクトは、2006年に光洋精工と豊田工機が合併して誕生した自動車部品・軸受(ベアリング)・工作機械のシステムサプライヤ。一方のレオナルドは、ベアリングの考案者ともいわれており、自身の綴った手縞には、現代のベアリングとまったく同じ構造の「ボールベアリング」のスケッチが残されている。
「社会の信頼に応え、モノづくりを通じて、人々の幸福と豊かな社会づくりに貢献する」という企業理念を掲げる同社は、膨大な研究により現代科学の先駆けとなったレオナルドにも相通じるものがあると考え、同企画の実施に至ったという。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ式軸受(スラストタイプ)
ショールームではそのほか、現在の自動運転技術にも通じる、ダ・ヴィンチのアトランティコ手稿に描かれた自走車の再現模型や、手稿のレプリカ(ファクシミリ版)の展示、レオナルドと所縁ある同社の技術の紹介などが行われている。
なお同企画は、11月28日～2018年1月31日(週土・日曜日、年末年始は休館日)の期間で実施される。
