ZMPは、政府が推進する、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動走行システム」における実証実験に参加すると発表した。

同社では、将来の自動運転タクシーサービスの実現を目指し、自動運転技術の研究開発を進めており、2014年から公道での自動運転実証実験を開始している。また、2017年8月には、お台場の市街地における実証実験の動画を公開した。

実証実験で用いる自動運転技術開発プラットフォーム車両「RoboCar MiniVan」

同実証実験においては、自動運転技術開発プラットフォーム車両「RoboCar MiniVan」を使用。同製品は、市販ハイブリッドミニバンをベース車両とした実験車両で、自動車関連メーカや研究機関・大学などにおける、自動運転やADAS関連の研究開発用途に販売しており、各地で行われている公道での実証実験のベース車両となっている。

また、同社ではドライバーによるデータ計測サービス「RoboTest」により、自動車/部品メーカの公道でのデータ収集作業をサポートしており、同実証実験は、これらの車両およびサービスの知見を活かして進めていくとしている。