日経リサーチは9月20日、主要企業590社のブランド力を測定・分析する「ブランド戦略サーベイ」の2017年版レポートを発売した。
「ブランド戦略サーベイ」は企業のブランド力をコンシューマー(消費者)とビジネスパーソンという2つの視点から評価する年1回のインターネット調査。2003年にスタートし、今年で15回目となる。
ブランド力は「愛着度(ビジネスパーソンは企業魅力度)」「自分必要度(ビイネスパーソンはビジネス有用度)」「プレミアム(ブランドプレミアム・価格プレミアム)」「独自性」「推奨意向」という5つの評価項目に基づいて算出した「企業ブランド知覚指数(PQ=Perception Quotient)」によって評価している。
総合ランキングは消費者とビジネスパーソン両方の「企業ブランドPQ」のスコアを統合し、算出した「総合PQ」によるもの。
今年は、昨年6位まで順位を下げた日本マイクロソフトが2年ぶりに首位を奪還した。第2位はソニー、第3位はアップルジャパンとグーグルが同スコアでランクインした。一方、昨年初の首位を獲得したヤマト運輸は5位に後退した。