決済ソリューションを提供するPayPalと、宿泊施設向けITサポートなどを手掛けるコネクター・ジャパンは8月7日、システムの連携を行い、宿泊施設向けにペイパル請求書を簡単に送信できる「BILLIEF」を提供開始すると発表した。

同サービスは宿泊施設の予約情報をもとに、宿泊客のメールアドレスへ、ペイパル請求書を作成・送信するというもの。これにより、従来手動で行っていた請求書金額の入力などが不要になり、多くの予約を処理する必要のある大型施設においても、簡単に利用客へ事前決済を促すことができるようになるという。事前決済が一般的なインバウンド顧客に対しても、現地払いによる直前キャンセルや「No-show」と呼ばれる宿泊客が現れないといったリスクを回避することが可能となる。

なお、同サービスの利用には、コネクター・ジャパンへの申し込み・契約が必要。