日本経済社とジーニーは5月29日、ジーニーのマーケティングオートメーションツール「MAJIN」とLINEを連携させた新たなMAツールを共同開発し、6月1日より提供開始することを発表した。
同ツールは、LINE Messaging APIを使ってMAJINにLINE@やLINE BOTの機能を追加したもの。従来のMAJINが持つアトリビューション機能やデータ分析に基づくメール配信・アプリプッシュ機能等に加え、新たに、LINE上で登録ユーザーへの一斉メッセージ配信やユーザー志向に合ったメッセージ配信、チャットbotによる自動メッセージ対応が可能となる。
加えて、日本経済社では、専用シナリオや誘導先コンテンツのコンサルティングまでをパッケージ化した商品「1to1スターター」として、同ツールの提供を行っていく予定だ。
具体的な活用シーンとしては、LINE@の友だち登録をしてくれたユーザーに対して定期的に情報をLINE配信し、興味の繋ぎ止めとフォロー情報の提供を実施する、顧客の持つスコアや行動履歴等の情報に応じてOne to Oneの通知を実施し、顧客ナーチャリングを実現する、シナリオに則ったセグメント別メッセージ配信とチャットbotによる1:1トーク(想定問答)で、個々の問い合わせに対して簡単な回答を提示し、必要なコンテンツへの誘導を行う、などを想定している。