オン・セミコンダクターの代表取締役社長に就任した滝口修氏

ON Semiconductorの日本法人であるオン・セミコンダクターは3月1日付けで、同社代表取締役社長に前マキシム・ジャパン代表取締役社長の滝口修氏が就任したと発表した。

同氏は1983年に日立メディコ(現 日立製作所)に入社。医療診断コンソール用デジタル画像処理回路設計などを担当。その後、LSIロジック(現 Broadcom)、STマイクロエレクトロニクス、マキシム・ジャパンと半導体分野で要職を歴任。ON Semiconductorでは、日本における重要顧客との関係を強化できる人物として不可欠な存在として招聘したとしている。

また、同氏は今回の就任に併せて、ON Semicondutorの日本地区セールス担当の副社長にも就任。主要市場における同社のグローバル戦略と連動して、日本市場の拡大に取り組んでいくことになるという。

なお、滝口氏は就任に際し、「日本市場にON Semicondutorの付加価値を継続的に提供することで、顧客との協力関係を強固にしていきたい」と抱負を語っている。