アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は1月31日、名刺サイズのワンボードコンピュータ「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」に対応したプロトタイプ開発用ボード「Raspberry Pi用タグボード」の販売を開始したと発表した。

同ボードはRaspberry Piでの電子回路試作をサポートする製品で、同社が独自に設計し、自社ブランドである「RS Pro製品」として提供するもの。GPIOに対応した40個のタグを備えており、リボンケーブルでRaspberry PiのGPIOソケットを接続することで、外部モジュールとのはんだ付けを容易に行うことが可能となる。また、四隅に設けられた取り付け穴の位置がRaspberry Piと一致しているため、追加実装キットを用いることで、Raspberry Piと上下に重ねて実装することもできるという。

Raspberry Pi用はんだタグボード

なお、1個購入時の単価は378円(税別)となっており、同社の販売Webサイト「RSオンライン」にて購入することが可能となっている。

Raspberry Piと上下に重ねた様子