fossBytesに1月4日(米国時間)に掲載された記事「Linksys' New Router Uses "Killer Engine" To Stop Your Online Gaming Sessions From Lagging」が、ゲームトラフィックが優先的に利用されるようにする機能を備えたルータ「Linksys WRT32X」について伝えた。「Killer Prioritization Egnine」と呼ばれる機能を備えており、対応するノートPCと組み合わせて使った場合はゲームトラフィックを優先的に扱ってくれると説明がある。

「Linksys WRT32X」

Linksys WRT32Xはデュアルバンド/クアッドアンテナのAC3200ワイヤレスルータ。802.11acをサポートしており、5GHzで最大2400Mbps、2.4GHzで最大600Mbps、合計で3200Mbpsをサポートするとしている。このルータは対応するシステムと共に利用した場合、ゲームのトラフィックとほかのインターネットトラフィックを区別し、ゲームのトラフィックを優先的に通す仕組みとなっており、ラグなどの現象が発生しにくくなると見られる。また、この機能はビデオやオーディオストリームなどに対しても有効とのこと。

オンラインゲームではラグの発生などがゲームの使用感を大きく左右し、ラグが頻繁に発生すると満足にゲームをプレイすることが難しい。加えて、最近ではビデオコンテンツやオーディオコンテンツを日常的にオンラインで閲覧することも多く、こうした機能を持ったルータは今後需要が増える可能性がある。