スカイコムは4月5日、PDF作成・編集クライアントソフトウェア「SkyPDF」の追加オプション製品として、PDFをMicrosoft Office Word/Excel/PowerPoint、テキストファイルなどへ変換する「SkyPDF Converter」の販売を開始すると発表した。

新製品の特徴は、PDF内の文字や画像、表などを高精度に認識し、元のレイアウトを保持したまま、右クリックして、ファイル形式を指定するだけでOfficeファイル(Word/Excel/PowerPoint)やテキストファイルに変換できる点。これにより、PDFの資料をもとに報告書などを作成する場合にデータの再利用・再編集が容易に行える。

複数ファイルを一括変換

スキャナーなどで読み取ったPDFや画像が挿入されているPDFも、OCR処理で文字部分を認識し、編集が可能な文書データに変換することが可能だ。

加えて、表認識された領域で縦横の線の挿入、削除などの編集が可能なため、Excelでの編集に適している。そのほか、出力先やファイルを開くアプリケーションなどの出力指定、画像PDF(スキャナーで読み取ったPDFなど)や画像ファイルを変換する際の画像処理、および文字認識に関する詳細設定を行える。

価格は3000円(税別)。単体では使用できず、PDF作成・編集クライアントソフトウェア「SkyPDF Standard 2016」「SkyPDF Professional 2016」を組み合わせて使用する。