タカラバイオは11月30日、がん関連遺伝子を網羅的に解析するクリニカルシーケンスサービス「Oncomine Cancer Research Panel解析サービス」を12月1日より開始すると発表した。
「Oncomine Cancer Research Panel解析サービス」は、国内外の大規模臨床研究でも採用実績がある次世代シーケンサーを用いる解析プラットフォームOncomine Cancer Research Panelを用いて、がん関連遺伝子の変異を網羅的に解析するもので、解析する遺伝子の種類に応じて「Oncomine Comprehensive Assay(143種類)」「Oncomine Focus Assay(52種類)」という2種類のサービスが用意されている。
同サービスは主にがん分野の臨床研究や創薬研究を行う大学、医療機関、製薬企業などが対象となる。同社は研究分野で培われた遺伝子解析の技術やノウハウを法人向けの産業支援サービスへ展開することで、バイオ産業支援事業の拡大を図っていくとしている。