NECは8月20日、自動でデータの傾向を学習する人工知能ソフトウェア「NEC Advanced Analytics - RAPID機械学習 V1.1」を発売すると発表した。
同製品は、高精度な画像認識やデータ関連性の分析を行うディープラーニング技術を搭載しており、事前に手本となるデータを読み込むことで、自動で傾向を学習する。カメラ画像からの不審者の自動検出などが可能となる「画像解析版」と、求職者の適性にあった求人企業の紹介など効果的なマッチングを実現する「人材マッチング版」という2種類のほか、検証評価用の短期ライセンスとして「検証評価版」が用意された。また、メモリに読み込むデータ量を圧縮することで、省リソースで高速処理を実現し、サーバ1台から導入することができるという。
初年度年間利用料は「画像解析版」が530万円~(税別)、「人材マッチング版」が560万円~(税別)。「検証評価版」は1カ月間利用料が110万円~(税別)と設定されており、いずれも8月21日の出荷開始を予定している。