ZMPは8月20日、ディープラーニングによる画像認識ソフトウェアを搭載したステレオビジョンシステムの販売を開始すると発表した。

同製品は、ソニー製超高感度CMOS センサを搭載したステレオビジョンZMP RoboVision 2と、NVIDIAのGPU Tegra K1を搭載したコントローラボックスで構成されており、ディープラーニングにより先行車両・歩行者・白線・信号の認識を行うことができる。ADAS(先進運転支援)技術や自動運転技術の開発で必要とされる、白線や信号情報の検出および先行車両や歩行者などの移動体の認識・トラッキングをリアルタイムで行い、位置情報などをCANで出力できるため、実車走行時のセンサシステムとして利用しやすいという。

販売予定価格は200万円(税別)で、10月末の出荷を予定している。なお、同社はディープラーニングによる画像認識技術、およびRoboVision 2について8 月25 日より開催される、「第7回ZMPフォーラム」にてデモおよび講演を行う。

ディープラーニングによる歩行者認識の例

ZMP RoboVision2本体