LINEは、韓国のIT企業ネイバーの子会社・LINEが提供するソーシャルネットワーキングサービスです。スマートフォンやパソコン用の無料通話やチャットなどコミュニケーションに特化したサービスとして始まり、現在ではLINE MUSICやLINE Gameなど幅広いジャンルのサービスへと拡大しています。
そんなLINEですが、特に話題となるのがグラフィカルなLINEスタンプ。昨今は、個人クリエイターがスタンプをリリースできる「LINE Creators Market」発の物も多く目にするようになりました。
今回はこのスタンプについて、日本在住の外国人20名に「LINEのスタンプのデザイン、かわいい/かっこいいと思いますか?」と質問してみました。
■いろんな種類があって、かわいくもかっこよくもできるのでとてもいいと思います。(トルコ/30代前半/女性)
■かわいいものもカッコいいものもあるが、気持ち悪いものもある。(タイ/30代後半/女性)
■かわいいものがいっぱいあります。(スウェーデン/40代後半/女性)
■どちらも思う。(ロシア/20代前半/女性)
■両方。(オーストラリア/40代前半/男性)
■LINEのスタンプは基本的には好きです。たまに面白くないものもあるが。(イギリス/20代前半/女性)
■とってもかわいいです!(中国/20代後半/女性)
■はい、とてもかわいいです。(スペイン/30代後半/男性)
■はい、かわいいと思う。(チュニジア/40代後半/男性)
■はい、思います。(台湾/40代前半/男性)
■かわいいと思います。(韓国/40代後半/男性)
■かわいいと思います。(アメリカ/20代後半/男性)
■かわいいと思います。(マレーシア/30代前半/男性)
■かわいいと思います。(ペルー/30代前半/男性)
■かわいいと思います。(イスラエル/30代後半/女性)
■かわいいと思う。(アルゼンチン/30代前半/男性)
■はい。(ブラジル/20代後半/男性)
ほとんどの人が肯定的な回答をしていた今回のアンケート。中高校生のユーザーを捉えた要因としては登録の簡単さが有名ですが、スタンプも同様と考えられます。初期はオリジナルキャラクターのみだったのが、2014年の「LINE Creators Market」開設以降はクリエイターが自由に制作販売を行えるように。今年5月時点の登録クリエイター数は世界156カ国約39万3000人、スタンプ数は日本国内だけで約10万セットとなっています。
Twitterなどの口コミで人気が出るスタンプも多く、例えば、森もり子さんの「もっと私にかまってよ!」はエッセイマンガ風キャラ、ゲームから派生した「ねこあつめ」はフェルトペンタッチがかわいいキャラ、カンノマサヒロさんの「Mrジェイムス」はモノクロのシュールキャラなどさまざまなタッチが。「両方」という回答が出てくることもうなずけます。マーケットにはかわいい・おしゃれ・かっこいい・面白い・キモカワなど多様なスタンプがそろっているので、個々の好みに合わせて選ぶことができます。
■使ったことがないのでよくわかりません。(フィリピン/40代前半/女性)
■LINEをやらないのでわかりません。(ドイツ/40代前半/女性)
■使っていません。(ベトナム/30代前半/女性)
LINEを使っていない人は国内でも多いもの。確かに利用者でないとわからない分野ですね。
若者のアプリというイメージがあるLINEですが、最近では学校の連絡網やアルバイトの連絡ツールなど、インフラとしても使われているのだとか。難しい話にもスタンプでユーモアを加えれば、なんとなくスムーズに進められそうですね。また、喜怒哀楽を表したデザインも多いため、外国人の方であればイラストのスタンプのほうが意味を取りやすいなどの理由もあるかもしれません。