東京都・虎ノ門の虎ノ門ヒルズは、100歳を撮影し続けるドイツの写真家カルステン・トーマエレンによる日本初の展覧会「100歳の記憶展」を開催する。会期は4月16日~4月18日。開場時間は4月16日が10:00~16:30、4月17日が10:00~19:00、4月18日が10:00~17:00。入場無料。
同展は、世界中の100歳以上の人々を撮り続けているカルステン氏の、新たに日本人を撮影した最新作を加えた作品を、日本で初めて披露するもの。特種東海製紙の新開発した、「軽さ」と「厚み」、「緻密な美しさ」を同時に実現させた"記憶に残る紙"「エアラス」の展示会「エアラス・性能と品質」内で開催される。デジタル化が進む中、人々の記憶に残る紙というコンセプトで生み出された高級印刷用紙「エアラス」が、100年の年月を見つめ続けてきた人々の表情を最大限に引き出すという。なお、会場デザインはデザイナー・廣村正彰氏が担当するとのことだ。
また、会場では同展のほかに、エアラスの複雑で精緻なメカニズムを、比較データやシミュレーション、研究データの解説などを通して知る、ラボのような実験スペースを設けた「エアラス解析」が展示される。そのほか、田中良治、谷口広樹、永井裕明、宮田裕美詠、MOMENT、廣村正彰の計6名のクリエイターが参加する、グラフィックデザインと印刷表現の関係を追求し、新しい表現を獲得するための「グラフィックトライアル」を実施。エアラスと特殊印刷加工の特性を掛け合わせ、更なる可能性を模索する。