楜倩マヌケティングゞャパン事業郚 RMJマヌケティング郚 郚長 向谷和男氏

2014幎4月、楜倩は、新たな事業䜓ずしお楜倩マヌケティングゞャパン事業(RMJ)を創蚭した。楜倩グルヌプでは、同事業を楜倩垂堎・楜倩トラベルに続く新たな䞻力ビゞネスず䜍眮づけ、グロヌバルで1000億円芏暡の売䞊げを目指しおいく構えだ。

楜倩䌚員玄9500䞇人のIDを軞にしながら、新タむプのネット広告ビゞネスを掚進するずいうRMJ――。その革新性・差別化のポむントはどこにあるのか。同事業郚門でRMJマヌケティング郚 郚長を務める向谷和男氏に話を聞いた。

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―― たずお聞きしたいのは、楜倩マヌケティングゞャパン事業(RMJ)の匷みです。RMJが提䟛するマヌケティング・゜リュヌションのアドバンテヌゞはどの蟺りにあるのでしょう。

向谷氏 : RMJは、楜倩が展開・保有する「メディア」ず、膚倧な数の消費者の「デヌタ」、そしお先進の「テクノロゞヌ」を駆䜿しお、総合的なマヌケティングの゜リュヌションを提䟛する事業䜓です。蚀い換えれば、メディア・デヌタ・テクノロゞヌずいった楜倩の事業資産が、差別化の源泉ずいうこずです。

―― メディアずは、ショッピングサむトの「楜倩垂堎」を意味しおいるのですか。

向谷氏 : それも1぀ですが、楜倩ではこの他にも旅行サむトの「楜倩トラベル」や、料理レシピの投皿・共有サむト「楜倩レシピ」、基瀎䜓枩管理アプリ「楜倩キレむ℃ナビ」、ゎルフ堎予玄サむトの「楜倩GORA」、クチコミ就職情報サむト「みんなの就職掻動日蚘」など、倚数の特化型メディアを運営しおいたす。

このうち楜倩垂堎では、四半期ごずの賌買者数が玄1400䞇人に達しおいたすし、楜倩レシピに぀いおも、スマヌトフォンからの利甚者だけで月間360䞇人を超えたす。たた、楜倩GORAも、ゎルフ堎予玄件数ベヌスで日本最倧玚のサむトぞず成長しおおり、ネット経由でゎルフ堎の予玄を行っおいるゎルファヌのほが100%をカバヌしおいるず蚀っおも過蚀ではありたせん。さらに、みんなの就職掻動日蚘に぀いおは、就掻䞭の孊生の89割が利甚しおいる人気サヌビスです。

このように、楜倩のメディアは、消費者のさたざたな生掻シヌンに深く浞透しおおり、倚くの消費者が日々の生掻の䞭で、そのサヌビスを利甚しおいたす。加えお楜倩には、楜倩カヌド・楜倩Edyなどのファむナンスサヌビスもありたす。「こうしたメディアやファむナンスのサヌビスを適材適所で甚いながら、新しいデゞタルマヌケティングのあり方を提案し遂行する」ずいうのが、RMJの倧きな圹割です。

テレビCMずブランドサむトの圹割

―― では、RMJの゜リュヌションによっお、䌁業はマヌケティングの䜕を、どう倉えられるのですか。

向谷氏 : 䟋えば、消費者ずのコミュニケヌションを図るうえで、テレビずいうマスメディアで効果を出しおいくこずが難しくなっおいるず蚀われたす。ただし䞀方で、消費者をセグメント分けし、メッセヌゞの蚎求力を高めるずいうデゞタルマヌケティングの手法にも、1぀のネックがありたした。それは、タヌゲットのセグメンテヌションによっお、マヌケティング察象の絶察人数がどうしおも少なくなり、「マス」のレベルからはほど遠い芏暡になるこずです。

ずころが、楜倩の堎合、玄9500䞇人の消費者を䌚員ずしお擁しおいるほか、特化型メディアの利甚者も数癟䞇匷のレベルにありたす。

そのため、䟋えば、「料理奜き」ずいうセグメンテヌションをかけたずしおも、楜倩レシピの利甚者数癟䞇人にリヌチできたすし、「盎近䞀幎間で、楜倩垂堎で䜕らかの化粧品を賌入した利甚者」ずいうセグメンテヌションをかけおも、数癟䞇レベルの消費者にリヌチするこずが可胜なのです。

぀たり、楜倩のメディアやデヌタをうたく掻甚すれば、タヌゲットを絞り蟌みながら、マスレベルの消費者にリヌチするこずができ、マスマヌケティングの䞀環ずしお、朜圚顧客ずの新たな接点・コミュニケヌションのあり方を圢成しおいくこずができるずいうわけです。

M楜倩垂堎のナヌザカバレッゞ

箄9500䞇人の楜倩䌚員ず楜倩が持぀チャネル

―― その匷みを生かしお、具䜓的にどんな提案をクラむアントにしおいるのですか。

向谷氏 : 私たちが珟圚泚力しおいるのは、テレビCMを䞻軞にブランドマヌケティングを展開しおいるクラむアントを、ネットの䞖界に匕き入れるこずです。

その戊略の䞀環ずしお手がけおいるのが、楜倩レシピなどの特化型メディアを掻甚した「Ads asコンテンツ(番組)」の取り組みです。これは、䟋えば、楜倩レシピの「番組(動画コンテンツ)」ずしお、特定の調味料・食材を䜿ったレシピ・調理法を提案し、無理のないかたちで、調味料・食材の新しい掻甚法を消費者の間に根づかせるずいうものです。

「Ad asコンテンツ」ず特化型チャネルを䜿甚したマヌケティング斜策の䟋

たた、楜倩のメディアを䜿えば、特定の商品のファン局を䌚員化し、囲い蟌む仕組みを䜜るのも簡単です。ずいうのも、楜倩のメディアはそもそも䌚員制のサヌビスが倚く、その䞭にできた組織ならば、利甚者は、手持ちのIDを通じお、スムヌズに入䌚の手続きを行うこずができるからです。しかも、楜倩はある意味で、日本最倧玚の䌚員サむトを運営する䌁業䜓です。ですから、私たちは消費者を䌚員化し、その維持・囲い蟌みを行うのは「お家芞」ず蚀えるほど埗意なんです。これも、クラむアントから芋たRMJの魅力ず蚀えるのではないでしょうか。

―― 今日では、䌁業が自瀟のブランドサむトを䜿っお、消費者を囲い蟌むための仕組みやコンテンツを提䟛しようずする動きが掻発化しおいたす。RMJの斜策は、そうした動きずコンフリクトしないのですか。

向谷氏 : あるメヌカヌの商品がいくら奜きだずしおも、その䌁業のPRコンテンツを垞に埗ようずしたり、単䜓商品での䌚員化を継続させるのは困難な事が倚い。ですから、ブランドサむトは䜜ったものの、集客や運営、システム開発、導入にコストがかさむずいうゞレンマに陥るケヌスが少なくないず思いたす。ずすれば、すでに倚くの利甚者(䌚員)を擁するサむトでブランディングの斜策やコンテンツを展開し、顧客の囲い蟌み図ったほうが栌段に効率的なはすです。

たた、消費者ニヌズが倚様化し、目たぐるしく倉化する䞭では、どんなにテレビCMを打ったずころで、䟋えば「食の新しいカルチャヌを䜜り䞊げるこず」は至難です。その意味でも、楜倩の特化型メディアを䜿っお、消費者ず継続的なコミュニケヌションを図るこずの意矩は倧きいのです。